鮎釣りで遠征することもあり,初めての河川・道・ポイントなどを帰宅後振り返るときに便利な物がある。以前から興味はあったものの,本当に使えるのかかなり悩んだがネットで調べてみて何とか使えそうなので購入。購入にあたって,気圧が計れてUSB対応また電池も単3が使え長持ちすることで探した。昨年に出た GARMIN の eTrex Vista Cx がマイクロSDカードにログが記録できるそうなのでコレに決定。アウトドアで使われているだけに(簡易)防水なのも良い。釣りベストにも入れられる。 しかし,日本語版は英語版に比べ約倍の価格がするので表示くらい英語で我慢。ログさえ取れればよい。 日本語の取扱説明書も添付されているので安心。 電池は充電式の eneloop(SANYO製) というのが良さそうなので採用してみることにする。 早速,試してみるけど流石に家の中では入りにくい。窓際で何とか3つ以上の衛星が拾える程度。 電子コンパスも付いているので方位は示すことが出来る。 設定画面は xImage というのをダウンロードしてインストールすればスクリーンショット(ビットマップBMP)として保存できる。PCとの接続は付属のUSBケーブルで接続できる。ただ,付属のCDからドライバーをインストールしておくことが必要。 早速,休日に車の助手席に乗っけてログを取ってみた。 ログを取った後マイクロSDカードをGPS本体から抜いて,PCカードアダプターに差込んでノートPCにデータを移す。ログは YearMonthDay.gpx 例:20070318.gpx という様なファイルが作成されていた。これはXML形式でアスキーファイルである。 (GPXファイルから要素を取り出すプログラムを作ってみました(PHP版)) 一つの地点は以下のような括りで成り立っている。
GPXデータを Google Map に描き出す lat:緯度, lon:経度, ele:高度, time:世界時間(+9時間で日本時間)から PHP でこのgpxファイルの要素を取出して地図上に表示すればよい。現在,Google Maps API が利用できるので簡単に軌跡を表示できる。 自作してみた。⇒ サンプル ソース(PHPで動作) トンネルや山の陰になるとデータは途切れますね。 また,ログの取り方には時間や距離毎の数値を変更できるのでケースに分けて設定すればよい。あまり細かく取るとデータ数が多くなりあまりよくない。 GPXデータを Jpgraph で高度描き出す( Jpgraph ) Jpgraph を使用して 上で紹介した 20070318.gpx データの高度要素を取得してグラフにすると右図の様になった。Windowsでもローカルサーバを立ち上げればグラフ化は可能。 横軸はGPSで測定した距離200m毎に取得した高度なので完全なものではない。途中,トンネルなどで欠損している部分もある。まぁ,でも進んだ道での高度がどうなっていたのかを知るには面白いですね。一番高い山は周山の栗尾峠,その次は美山の神楽野トンネル辺りかな? ( 横軸:200x目盛[m],縦軸:[m] ) GARMIN eTrex Vista Cx メモ... GARMINのマニュアルは英語クイックマニュアルと英語マニュアルが付属。PCと繋ぐには付属のUSBケーブルを使用。ただし,接続前に付属のCDからドライバー類をインストールしておくことが必要。 |